花粉症の症状

花粉症の症状と理由(風邪との違いは?)

花粉症の症状は主に次の通りです。

  • ①アレルギー性鼻炎:くしゃみ、鼻水、鼻づまり
  • ②アレルギー性結膜炎:眼のかゆみ、流涙、眼の充血
  • ③アレルギー性咽喉頭炎:のどのいがいが、かゆみ、咳
  • ④花粉症皮膚炎:顔、首などかさかさ、かゆみ、赤み
  • ⑤全身症状:食欲減退、悪心などの胃腸症状、頭重感、 全身倦怠感、微熱など

花粉症の症状

では、どうして、症状が出るのでしょうか?
実はこれらの症状は、それぞれアレルゲンを排除する行動につながっています。

症状 目的
鼻水 異物を鼻汁によって、外に流しだす
鼻づまり 鼻の通り道をふさいで(鼻の血管拡張による粘膜の腫れを生じさせ)、それ以上の異物混入を防ぐ
くしゃみ 異物を体外に吹き飛ばす
流涙 異物を涙によって、外に流しだす
目の充血 血管を拡張することによって、赤みによって、異物がある場所を教える。
かゆみ・赤み かゆみを感じさせることで、付着した異物を掻き落とす

つまり、生体の防御反応となっています。
花粉症の症状は、風邪の症状と似ているところが多く、迷いやすいですが、 一般的に下記のような違いがよくみられるといわれています。

   
花粉症と風邪の違い
花粉症 風邪
目のかゆみ ある ほとんどない
鼻水 無色・サラサラ・水っぽい 初めは水っぽいが、そのうち、濁り・粘性が出てくる
くしゃみ 連続して起きやすい 少ない
発熱 平熱~微熱 微熱~高熱
天候 風の強い日や、雨上がりの次の日などに悪化する あまり変わらない
場所による違い 室内に入り、少しすると落ち着く あまり変わらない
時間による違い 朝起きた時に症状がつらい (モーニングアタック)

※必ずしも当てはまるわけではないので、「花粉症かな?」と思ったら、 早めに病院(内科・耳鼻科・眼科等)で診断を受けることをお勧めします。

むずむずの季節にアレルクイック

ページのトップへ